イベントを100回以上運営して考えることは、イベントとは、その人の人生において新たな扉を開くこと。そのきっかけを提供する場と考えます。
何度もイベントを開催していると、その最初の想いとは裏腹に、イベント開催自体が目的化し、集客をすることが重大ミッションになってしまうという反転が起こることがあります。
その方にとって、意義ある人生の新たな扉であるはずのイベントを届けたいだけなのに、講師に申し訳ない、とか、会場費をどうするのか、とか、そんなことが頭をよぎり、とにかく人に来てほしいというマインドになっていることもありました。
ただ、いままで開催してきたイベントで、当時は私の力不足で集客できなかったイベントの講師の方が、のちに本を出版されたり、マスメディアに出演されたり、大学で講師になられたり、大企業とコラボされたり。また、参加者の方も、新たな道に進まれたり、移住されたり、人生の一歩を踏み出される方もありました。
そこに講師、参加者という区別はなく、一つの感動的な場を共有した者たちが存在するだけだったと思うのです。
教える、学ぶ、と言う立場の違いはもちろんありますが、学ぶ側だけが「受け取る」ということではないと思うのです。
そうして皆さんが活躍されているのをみる度に、「続けていてよかった!」と心から感じます。
内容は確かな意義あるものだ、では、その意義を必要な人に、いかに届けられるのか、が課題だと最近は思います。
そのためにもっと丁寧にイベントをお伝えしていくことが大事だと思います。
皆さんの関心に寄り添う、人生の新たな扉をご提供してまいりたいと思いますので、今後のA&ANSの活動にどうぞご注目ください。
あなたはどんな扉を開きますか?
2025年2月16日
